雨漏り修理
2014-03-23
雨漏り修理の問い合わせがあり、霧とお茶で有名な新宮町へ行ってきました。
早速屋根に上がってみると、ありました。
こちらが原因のようです。
右から二列目の瓦が、他の列に比べて横幅が狭く葺かれています。
これは施工時の瓦の割り付けが悪くこの列で調整したと思われます。
やはり雨水の入った跡があります。
瓦の裏面にも雨水の跡が残っていました。
この瓦は通常、横幅265mmで葺く大きさになっていますが
調整の為に横幅220mmに切ってありました。
上の写真は試しに通常の瓦の表面に今回の220mmで切ってあった跡をつけてみました
割り付けの調整の為に瓦を加工することはありますが、45ミリは縮めすぎです。
写真でもわかるように、縮める寸法が大きいほど、瓦の谷のアールが小さくなります。
これにより、激しい雨が降ると瓦の谷のアールを溢れた雨水が漏れてしまうのです。
修理が終わると、お客さんがお土産をくれました。
なんと入手困難な新宮名物の霧の森大福
妻へのいいお土産ができました。