三州産いぶし瓦
2014-06-06
梅雨入りしてから毎日よく降ります。今日は午後から雨が上がったので新しい葺き替え現場に入りました。これまでと違い、三州のいぶし瓦を使います。
瓦には全国津々浦々、産地がありその特徴を活かした地域性がある。
ここ愛媛県では地元・菊間瓦や淡路瓦を使うことが多く、その特徴はキメ細かい地肌による光の冴えや綺麗な色
それに対し愛知県三州産のいぶし瓦は焼成温度が高い為、吸水率が低く寒さに強い瓦とされています。
これまで淡路いぶし瓦を葺くことが多く、今回初めて三州いぶし瓦「創嘉瓦」を使います。
この現場は3寸5分勾配と屋根勾配が緩い為、緩勾配用の瓦「純いぶしライト」を使います。
二重の高い水返しや高い釘穴により3寸勾配の屋根から施工が可能で通常の瓦より11%の軽量化に成功した瓦のようです。