神社改修工事の現地調査
2014-11-16
西条市内にある碇神社の改修工事の見積もり依頼を頂き行ってきました。
かなり傷んでます。。
写真でもわかりますが瓦の縦の通りが通っていません、Cカーブしているように見えます。
これは瓦がズレていってる証拠で、瓦がズレて下がる際に右下の瓦を押し下げることによっておこる典型です。
瓦がズレ下がることにより瓦と瓦の重なりが小さくなり雨漏りをひきおこすのです。
昔は土の上に並べる土葺工法といって瓦を屋根に留めつけていませんでした。これが原因でズレ落ちるのです。
現在は乾式工法といって土は使わず、瓦の釘穴にステンレス釘で留めつける為ズレ落ちることがありません。
また土を屋根に上げないぶん、葺き替える前と後では屋根に掛かる重さをかなり軽減できるメリットもあります。
雨漏りが原因でこちらの拝殿は傷みがひどく、屋根瓦はもちろん他にも大工工事・左官工事・樋工事も必要のようです。
こちらの神社が綺麗によみがえるのを想像しながら御見積を段取りさせていただきます。