和型セメント瓦の葺き替え
今日から葺き替え工事の瓦降ろし
↓の写真では普通の瓦に見えますがセメント瓦です。
何が違うのかというと、焼き物の瓦と違って何年か毎に塗装をしないといけない瓦です。
ブロック塀のブロックを思いうかべてください水を多く含みますよね、このセメント瓦も同じです。
今回は屋根はセメント瓦からいぶし瓦へ葺き替え、外壁等の外部は塗装します。
よく外壁と一緒に屋根も塗装している現場を見ますが、屋根瓦は焼物の瓦に葺き替えた方がいいと思います。耐久性・防水性の高さが違います。
棟を解体していると雨漏りの痕跡がでてきました。
↑の写真は瓦をめくった土の状態ですが、手前は白いような薄い色ですが奥の一部分が濃い色になっています。
↑これは雨水の進入により土が水分で湿っているからです。これが雨漏りとなるのです。
平部も瓦の下は雨水の入った形跡がありました。
瓦をめくり古い屋根下地の上に12mm厚の構造用合板を増し張りし屋根下地を補強します。
ときおり小雨が降る安定しない天気でしたが、古瓦を降ろし屋根下地を補強してルーフィング張りまででき、これで雨は心配ありません。
今晩雨が降りそうなのでルーフィングの上にシート養生をすませ、これで安心です。