現地調査
2014-01-26
下の写真は昨日、屋根の相談で現地調査した物件です。
30年ほど前に建てた住宅とのことですが、屋根に上がってみると瓦が数十枚割れていました。
これは、凍てる「いてる」という現象
瓦は粘土を整形し焼成して作りますが、こちらの瓦は焼があまかったのか給水率が高かったようです。
雨や雪など瓦の中に浸透した水分が、気温の低下で凍って膨張し割れや剥離してしまうのです。
表面に見えているもののほか裏側で剥離しているものもあるでしょうから、
実際の被害はもっと多いかもしれません。
現在の瓦はよく焼いているので給水率が低く凍てない瓦を選び使用しているので安心です。
改めて、産地や製造メーカーなど使用する瓦選びの重要性を再確認しました。