寒風山トンネルの近く
2015-02-23
今日は西条市中ノ池で集会所の屋根瓦の葺き替えです。
ここは愛媛県と高知県の県境に位置する寒風山トンネルの近くで、
名前のとおり冬は寒く風の強いところだそうですが、今日は穏やかな天気です。
標高が高く寒い地域なので、周りはセメント瓦の屋根ばかりです。
昔の瓦は吸水率が高く、凍て「いて」という現象で割れることが多かった為セメント瓦の屋根が多いです。
現在の瓦は吸水率が低くなったため、凍てることはありません。
このセメント瓦はブロック塀のブロックと同じように沢山の水分を含水したり、
表面の風化により瓦の重なり部分にホコリが溜まり、これが毛細管現象で雨水を吸い上げてしまいます。
この屋根瓦も昨夜の雨で濡れたままでした。次は陶器瓦(釉薬瓦)へ葺き替える為、雨も安心です。